
トランプ政権で要職に就く実業家のイーロン・マスク氏がトランプ大統領に直接、関税の撤回を求めたとアメリカメディアが報じました。
トランプ大統領が4月2日に各国などへの「相互関税」を発表して以降、マスク氏はSNSで関税を推進してきた政権高官を批判するなどトランプ氏との意見の相違が指摘されていました。その後イタリアのイベントで、マスク氏は「アメリカとヨーロッパの関税についてゼロになることが理想的だ」と発言し、トランプ氏と異なる考えを示しました。
こうしたなか、ワシントン・ポストは4月7日、関係者の話として、マスク氏が直接トランプ大統領に対し、関税の全面的な撤回を訴えたと報じました。マスク氏は1期目のトランプ政権時には中国との関税の応酬をめぐり、「不公平だ」と政権を提訴する意向を示すなど、関税に否定的な姿勢を取っていたと指摘されています。(ANNニュース)

(出典 news.nicovideo.jp)
マスク氏がトランプ大統領に対して関税の撤回を求める中で、関税ゼロが理想的であるという主張は、貿易の自由化と経済の活性化に向けた重要なステップだと言えます。特にテクノロジー産業においては、国境を超えた取引の障壁が少ないことが革新を促進し、新たなビジネスチャンスを生むでしょう。今後の展開に注目です。
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